「広範な知識の吸収」を心がけたら、友人に怒られた話

学生時代は暇があるので、いろいろな本を読みました。

いわゆる「乱読」です。
古本屋の100円コーナーから、適当に選んだん本を読み漁るうちに、妙な知識を沢山身につけた様に思います。
これは、「広い」知識の獲得が目的なので、興味の有無はあまり意識せず、「なんとなく」で選んだ方が、面白い目には会えると思います。

例えば、カクテルの本などが面白かったです。
別にバーテンダーを目指しているワケでも、特に酒好きなワケでもありません。
しかし、だからこそ、自分には「触れる機会が無いはずの」知識であって、読めば面白い本なワケですね。

カクテルは、無味乾燥な漢字表記にしてしまえば「混合酒」です。
これを cocktail と呼ぶ由来からして、諸説紛々。
いろいろなカクテルができたエピソードや、凝った命名については、雑学としても十分に楽しめる内容でした。

中には「レインボー・カクテル」という変わったものもありました。
これは、比重が異なる様々な色のリキュールを、重いものから順にそっと注いでいって、グラスの中に虹の様な色の層を作るという物です。
小さなピッチャーに水が付属して来て、飲む直前にこの水を入れ、混ぜて飲むのだと本にありました。
このカクテルは、あまりにも印象的だったので、散々、友人に話したものです。

そしたら。
友人の一人が、このカクテルを、どこかの喫茶店兼バーの様な店で見つけたそうです。
女の子とのデートにこの店を選び、格好をつけて注文して、話をしながら水を・・・入れようしたら着いてきていません。
まぁ、いいや、と、コップの冷水を入れたら・・・全く混ざりません。
慌てて、付属して来たスプーンを入れてみたら・・・。

ゼリーだったそうです。

彼女には「え? 何やってんの?」と怪訝な顔をされ、店の人には不審がられ・・・。
(七色ゼリーに突然、コップの水を入れた客ですから、それは不審でしょうけど)

お前のせいで、恥かいた!

と友人には怒られましたけど、私のせいでは無い気が。

まぁ、あまりにも自分に似合わない事をするのも考えものという事でしょうか。