あのときサインしてもらえば良かったと後悔している話

大学生のときの学園祭、その中の花形イベントとして行われる全学部全学科の研究室対抗駅伝大会に私が出場することになりました。走行距離は1人約10kmです。10kmなんてそれまで一度も走ったことが無く当時は本当に苦しくてよく走り切ったと自分でも思いました。

それで私はアンカーだったこともあって、ゴール地点の学園祭メインステージに到着したときに学園祭の司会をしていた新人の無名アイドルにハイタッチで迎えてもらい、肩にタオルもかけてもらいました。また、ゼェゼェハァハァと息を切らしながら彼女のインタビューに答えました。

実はその人は今となってはバラエティ番組やドラマ等に出ている人(有名女優さん)で、ゴールしたときに仲間に撮って貰ったアルバム写真を見ると、よくこんな良いチャンスが自分に回ってきたのだなと思います。その時は無名アイドルが学園祭の司会のアルバイトをしているという程度にしか思っていなかったのに、今は雲の上の人です。

他には模擬店をした思い出や、一般市民のお客さんに普段の実験の様子を公開して説明をした思い出もありますが、私が学園祭と聞いてまず最初に思い出すのがその無名アイドルの話です。今テレビに出ているのを見かけるとゴールをした瞬間の記憶が蘇ってきます。あまりの苦しさに、そして無名アイドルだったこともあってサインを貰うこと無く済んでしまいましたけれど、あの時サインしてもらっていればと今になって大変後悔しています。