お金を稼ぐ観点からいくと……

今まで色々なバイトを経験してきましたが、一番金払いのよかったのは年末の魚屋のバイトです。特に上野のアメヤ横丁での魚屋のバイトと築地の場外の魚屋のバイトがきつい仕事でしたが、面白く、時間単価も非常に高いものでした。
どちらも別にコネが合ってやったわけではなく、アルバイト雑誌を読んで応募しました。どちらも簡単な面接があるだけで採用となり、クリスマス前後から店に入って仕事をしていました。キツさで言えば上野のほうがより上だったような気がします。朝九時からの開店に備え、朝五時から仕事開始となるため、店で用意してくれていたビジネスホテルに寝泊りして缶詰となっての生活でした。食事は昼と夕方に取ることは出来たものの、休憩時間は弁当かテイクアウトの牛丼を食べ終わったらすぐに持ち場に戻らないと働き手が足りないという状況でした。店は夜の八時で閉店になるものの、翌日販売する冷凍マグロを納入するため待機しなければならなかったため、最終的に部屋へ戻るのは毎夜11時過ぎ。シャワーを浴びてベッドに飛び込んで寝たら朝まで夢も見ないで寝ていました。そういう生活をしていただけに、給料もかなり良く、おかげで欲しかったバイクの頭金をそれでまかなうことが出来ました。今考えてもハードでしたが、楽しい仕事でもありました。
お金が欲しかったら年末の魚屋は鉄板です。