たかがアルバイト、されどアルバイト

大学時代に色んなバイトをしましたが、その中で、一番印象に残っているのが、アクセサリーの販売バイトです。特定の店舗ではなく、色んなデパートの中での特別販売や、臨時販売会のようなところで、千円均一のアクセサリーの売り子をしました。最初は、「販売」という仕事が初めてだったので、何をしていいのか・・と戸惑いましたが、当たり前ですが、ただ黙ってお客が来るのを待っているだけでは売れないことに気づきました。しかも、平日のデパートは人がまばらで退屈です。アルバイトなので、時給計算でお給料をいただけたのですが、それだけでは面白くないと思い、毎日の販売売上高を高めるために色々と考えました。最初は、自分が上手だな・・と思った店員の真似をして、努めて明るい声で口上を始めました。しかしながら、お客が来たところで、商品の特徴や石の説明を足していかないと、説得感がないと思い、石の勉強も始めました。今度は、商品の知識だけではなく、コミュニケーション力も大切だと痛感し、お客様の特徴を拝見させていただいて、お客様が手に取った商品が似合わないな・・と思ったら、正直に「そちらより、こちらのほうが似合いますよ。」と薦めているうちに、固定客がつくようになりました。臨時販売なので、毎日そこにいるわけではなく、不定期的に働かせていただいたものの、久しぶりに店頭に立っても「元気だった?」とお客様に声を掛けてもらえ、覚えていてもらえていたことは本当に嬉しかったです。会社側も売り上げが伸びて喜んでくれ、時給も増やしてもらえたし、本当に楽しくお仕事をさせていただきました。たかがアルバイト、されどアルバイト。ちょっとした努力することにより、同じ仕事でも、自分次第で楽しくしたりすることが学べた貴重な体験です。