たとえアルバイトでも、バイト先を選ぶのは慎重に

学生時代、春休みに1ヶ月だけのアルバイトを探していました。

当時はたくさんのバイト先が掲載されていたアルバイト紹介雑誌で、
春休みの1ヶ月間だけの勤務でいいアルバイトが見つかり、
時給も相場よりも100円~200円くらい良かったので、
ちょうど希望通りだと思い、飛びつくように応募しました。

仕事内容は、はっきり言えば、某商品のセールスでした。
でも、アルバイト紹介雑誌の募集記事では、
チラシ配り程度の仕事なのかというような印象でしたので、
軽く考えていたように思います。

男女とも何名かずつ採用されて、研修が始まりました。
そして、男子だけは「夜の研修」も始まって、
その営業所の内情が伝わってくるようになりました。

私たちに研修をしてくれている副所長さんは、
営業所長さんの幼馴染みであること。

余りに営業成績が悪くて首勧告を受けた所長さんを助けるために、
一肌脱ごうと、最近、副所長さんも入社したばかりであること。

それまで居たおばさまセールス軍団は、副所長がみんな首にしたこと。
代わりに大学生のアルバイトを雇うアイデアを出したのも副所長であること。

そして、副所長は、○○組の幹部であること。
夜の研修では、その威光を男子学生はしかと見せつけられたそうです。

そして、おばさま軍団も辞めさせている以上、
学生たちを1ヶ月だけで手放すつもりは無いそうだ、
春休みが終わっても辞められないと思う、と聞かされて、青くなりました。

でも、インテリや○ざというのでしょうか、
お昼間の副所長に怖い感じはそれほどでもありませんでしたので、
それに幼馴染みを助けたいという義侠心溢れる人柄を頼みに、
思い切って1ヶ月で辞めさせてくださいと言ってみました。
返事は渋られましたが、そのままもう行きませんでした。

たとえアルバイトでも、バイト先を選ぶのは慎重にしましょうというお話でした。