アルバイト先で出会った尊敬できるボクサー

私は学生時代、新宿にあるダイニングレストランのランチタイムにアルバイトをしていました。私は夜間学部だったため、平日の日中はほぼアルバイトをしていたのですが、同じ時間帯に勤務しているのはフリーターの方々が圧倒的に多く、いろんな人たちに出会えたことが今でも私の財産になっています。

その中でも、あるボクサーとの出会いがいつまでも記憶に残っています。そのボクサーは出会った当時はまだあるジムの練習生でした。スパーリングでガードの甘さから顔にあざを作ってきても、元気にウェイターをしていたのが印象的でした。

彼はどんな天候だろうが、必ず出勤前に5kmほどジョギングしてから通勤していました。私より1歳年上の人でしたが、尊敬できる面が多々あり、頼れる兄貴のような存在で、楽しい出来事も辛い出来事も、みんな彼に報告していました。

時には叱咤激励してくれ、学生時代の私にはすごくありがたい存在だったのです。私は大学卒業後、地元に帰り就職しましたが、私の結婚式にも彼は東京から駆けつけ出席してくれました。

このアルバイトをしていなかったら出会ってなかった大切な人なので、本当にこのアルバイトを行なって良かったと今でも思っています。