サッカー同好会の思い出

大学に入学したのはもう20年以上昔のことです。私は高校時代もいわゆる帰宅部で、スポーツも文化活動も本格的にやったことはありませんでした。大学にはいっても、いくつかクラブやサークルを覗いてはみたのですが、拘束されそうなのも厭だったし、今一つ踏み切れずに、無所属でいました。
そんな時、同じクラスのちょっと変わった行動力のある男が、会うたびにサッカーの魅力を語り、南米やヨーロッパのスーパースターの事などを面白く語るので、私も知らず知らずサッカーファンになっていました。
そして、半年ほど過ぎると、見るほうのファンでいるだけでは、飽きたらず、その男は持前の行動力で、人数を募り、サッカーチームを立ち上げたたのです。私も全くの素人ながら、当然のように参加させられました。週に1回か2回大学のグラウンドの空き隅で練習して、一か月もすると、他の学部のサッカー同好会チームと試合をすることになりました。
私たちのチームは高校時代にサッカー部でやっていた者は一人だけ、あとは全員素人の集団でしたから、結果は知れています。それでも良く頑張りました。そんな風にして私たちのサッカー同好会は始まったのでした。