サークルというゆるいつながりの中で

サークルと聞くと「輪」ということを想像しますが、大学のサークルも文字通りそのようなものでした。
サークルという形を取っていますが、例えば同じ学部の人間が集まっただけも地味な団体もありましたし、何となくつながっている、幽霊部員も多いのがサークルです。
バレーボール同好会という名前を借りて、水泳をやっているところもありましたし、卓球同好会なのに文学部みたいなこともしている団体もありました。

まさにサークルであり、その曖昧なサークル内で特に共有するものがなくとも別に良くて、そもそも活動自体に参加することも強制されずに、サークルに属しているという以外何一つ縛りの無い、実に自由な活動でした。

その事が私には異様に見えました。
何とも言えない不安感を覚えさせて、それ以上に「何でもしていい」というのが高校まで部活動が義務だったものとして不安にさせるのです。
3時間くらい、ずっと友人と話しているだけで活動が終了してしまうのですから、「今日も頑張った」などと思えるわけもなく、1年目は不安で仕方がなかったです。