サークルの露店

新しい学年が始まって、半年後くらいにある学園祭は大きなイベントです。
私の大学では、サークルごとに露店を出し大学構内を縁日のようにしていました。
外部からの人も入れるため、学園祭は絶好のアピールの場でした。
特に受験を控えた高校生や、
他大学の学生などには自分の大学の魅力や雰囲気を感じてもらう貴重な機会です。
露店で得られた利益は、サークルの活動費として使うことが許されていたため、いかにコストを下げ、
販売を促進するかをサークルごとに案を搾り出しました。
過去の代よりずっとクレープ屋をやってきた私のサークルは、それぞれが家でクレープの生地を作り、
学園祭の朝に調理室で焼いて売っていました。
まわりの露店はバームクーヘンや明石焼きなど本格的なものを出す中、
私たちは早くて安いクレープを売ることで、差別化をはかっていました。
小さな子供や小学生がたくさん来てくれたのを憶えています。
露店の横でサークルの出し物をしたり、カゴに入れて構内を売り歩いたのも良い思い出です。