サークル活動に打ち込んで本当に良かった

大学生ともなると、何もかもが自己責任の名の下、自由となりました。講義を受講することも自由、さぼることも自由であり、これまで受験戦争という檻の中に入れられていた私も、あこがれの大学に入ったはいいものの、何をしていいのかわからず戸惑う毎日でした。
そして、いつの間にかゲームセンターに入り浸りとなり、講義をさぼることもしばしばとなり、何とかしなければと思い、女子大と合コンがあるという希薄な理由だけで、かるた同好会というサークルに入部しました。
ところが、実際には競技かるたといって、早く取ることを至上命題とする体育会系のサークルでした。毎週4,5回の練習があり、全国で毎月のように行われる大会に出場しなくてはなりません。また、強化合宿もあり、1日中暗記と競技を行うと、頭の中が空っぽになり、1日で2,3kgも痩せてしまうというとてもハードなサークルでした。
それまで、ダラダラと大学生活を送っていた私にとっては、とてもハードでした。先輩後輩の上下関係も厳しく、合コンでつられた自分が情けなく思いました。
しかし、それがとてもすばらしい財産となって今日まで続いています。卒業からすでに33年経ちましたが、今でも先輩後輩と連絡し合い、時折会ったりしています。そして、学生時代の苦しかったこと、楽しかったことの思い出に花が咲きます。講義やゼミや同級生との思い出は、ほとんど記憶にありませんが、サークル活動の思い出は、昨日のことのように思い出されます。大変つらく苦しい日々でしたが、大学時代にサークル活動を行って本当に良かったと思っています。