スーパーでDPEの受付のアルバイト

今はデジカメ全盛ですから、「現像」という言葉自体、馴染みがない人も居ると思います。
私が学生の時は、フィルムのカメラばかりでしたから、撮影したフィルムは必ず「現像」して、「プリント」し、それをアルバムなどに整理するのが一般的でした。
という事で、スーパーやホームセンターなどには、この現像の受付や、出来上がった写真を渡す為の「DPEコーナー」がありました。
私がやったのは、ここでの受付業務です。
何しろ、作業の内容が限られていますし簡単です。
楽な仕事と踏んでいたのですが・・・実際にやってみたら、かなり大変でした。

何しろ、場所がスーパーですから、顧客となるのは買い物に来た主婦ばかりです。
この人達が・・・現像を依頼された時に渡す「受領証」を持ってこなかったりするワケです。
これに書いてある番号順に、出来上がったものが並んでいますから、受領証が無いと探すのが大変なのですが・・・平然と「忘れた」と言うわけです。
やむを得ず、名前と受付日を聞くのですが、受付日も「忘れた」と・・・。
結局は、全ての袋を1枚づつ確認して探す事になるワケです。
四苦八苦している私に、「ちょっと! まだなの!? 遅いじゃない!!」と罵声が飛びます。
そんな事をしているうちに、このおばさんの後ろには他の客が長蛇の列を作っているワケです。
ようやく現像済みのフィルムと写真を見つけて渡しても、「アルバムちょうだい」「それじゃなくて、そっち」「2つ頂戴、2つ!」など、わがままの言い放題。

あまりにも精神に応えるので、1ヶ月ほどで辞めてしまいました。
唯一良かったのは、このバイトのお陰で、「お店で働く人」に対して、自分は非常に優しい人になれた、と言う事でしょうか。