ピザのデリバリーはスポーツみたいです

ピザのデリバリーのアルバイトはバイクに乗って配達を行うだけあって、年齢は若く元気のある男子が多かったです。1日に何件配達できるかをみんなで競っていました。
店で待機している間は掃除をしたり注文の電話を受けたりと動きがなく、デリバリーをするためにアルバイトしている身からすると正直つまらないのですが、注文が入って配達に行くとなると、俄然やる気が出てきます。一歩店を出れば、あとは自分一人で好きな道を通って正確に配達すればいいからです。
おおまかな道は決まっていましたが、慣れてしまえば自分なりの近道や通りやすい道を各自通るようになります。初めに教えてもらった基本的なルートだけを通っていても、みんなの平均以下のスピードにしかなりません。各自が自分なりのルートを持っていました。そこを通って時間を短縮するのです。
スピードが上がってくると、忙しいときには複数を1回の出発で受け持つようになり、クリスマスのときには3、4軒を1回に持っていっていました。
ピザのデリバリーのアルバイトは、仕事をしているというよりスポーツに近い印象です。