ラーメン屋のアルバイトにしかわからないこと。

私は東京での大学時代、両親からの仕送りがなく、アルバイト代だけで生活していました。表参道の国道246号線沿いにあるラーメン屋でアルバイトしたのは、私が大学2年生の時なのですが、調理補助の仕事をした最初のアルバイトでした。

スープは店長のみが仕込みをするため、他の従業員もましてやアルバイトも、スープ作りに関わることはできませんでしたが、薬味の準備やチャーシューづくりなどは、私でも行なっていました。

私がアルバイトしていたお店は基本的にラーメン以外のメニューはなかったのですが、ラーメンはしょうゆ、みそ、塩の3種類がありました。一番人気はしょうゆだったのですが、そのお客さまからの注文のバランス比が、天気によって変わるのが面白いところでした。

晴れた日はしょうゆが多く、暑い日はしょうゆにプラスして普段伸びない塩が伸びます。一方、曇りの日や寒い日、冬などはみそがグンと伸びるのです。

こうしたことはこのアルバイトをしないとわからないことだけに、貴重な経験だと思います。