ロシア文学

ロシア人の留学生の女の子で、とても積極的かつアクティブで、文学を愛し、日本語も上手な子がいました。その子が私たちの大学にいたのは半年だけでしたが、留学に来るなり「私がロシア文学のサークルを立ち上げる!」といってサークルができました。ポスターやSNSでメンバーを集め、文学のテキストはいつも彼女が準備してくれました。ロシア文学というと、日本では19世紀の古いものが有名で、ドストエフスキーやトルストイなどが良く読まれています。しかし、現代の日本で夏目漱石よりも村上春樹の方が読まれているのと同じように、現代のロシアでも最近の作家の方が良く読まれており、それらは古い小説に劣らず面白いのです。彼女が半年のサークル活動を通して伝えたかったのは、現代のロシア文学をもっと読んでほしいということでした。残念ながら日本語訳はおろか英訳すら出ていなかったため、参加者は頑張ってロシア語で読みました。彼女のような行動力と向上心は見習いたいものです。