ロシア文学愛好会

私は学生時代、ロシア文学愛好会に所属していました。
活動内容は、ロシア文学を読んで好きな本を紹介したり、研究したりします。
私はロシア文学と言えば、まずツルゲーネフが好きでした。
この趣味にはまったきっかけが彼の小説「父と子」を読んだことだったのです。その鬱屈した作風と雰囲気としてある適度な官能が私を虜にしました。
次に、従軍記者としても名高いワシーリー・グロスマンの本もとても好きです。
これは私がサークルに入って初めて知ったものです。
私が軍事的なことがとても好きということに気づいた先輩が、私に彼の本を紹介してくれました。
まず読んだのは、「赤軍記者グロースマン―独ソ戦取材ノート1941‐45 」です。これは従軍記者として彼が東部戦線に赴いた足跡を辿るものです。
その次に大著「人生と運命」を3部作続けて読みました。
これはWW2時代のとある科学者一家を中心とした、リアルに限りなく近い小説として名高いものです。実在した人物も多く出てくるという特徴があり、その人物が他の作家のロシア文学について書評を述べるシーンもたくさんありました。
私はソ連に対する知的好奇心が深まり、もっと様々な作家の文学を読んでみたいと思うようになりました。