一人暮らしだからこそいける場所

今まで色々なところにデートに行きました。遊園地も水族館も美術館も映画館も武道館も行きました。泊まりの旅行も行きました。でもそんな中で一番印象に残っているのは、大学生の時に初めてお呼ばれした彼女の自宅デートだったりします。
彼女は一人暮らしをしていたので、実家というわけではなくアパートの一室だったのですが、心臓が飛び出るくらいに緊張しました。何か女性の部屋って、すごく特別な感じがして。
もう玄関からして自分の部屋とまったく違いましたし、ピンク色のマットも毛足の長いカーペットもぬいぐるみも、もはや異世界という感じがしました。私は姉も妹もいませんでしたし、母がシンプルなものを好む人だったので余計にです。
紅茶が出てきてクッキーが出てきて、会話に困った私はひたすらその味を褒めていたような気がします。手作りの品だったらしく、幸いにも喜んでもらえました。
初めての彼女の部屋だったからこれほど緊張するのかもしれないと思いましたが、未だに女性の部屋というものには慣れませんので、これからも多分緊張し続けるのでしょう。