下宿時代の料理

大学入学を機に一人暮らしを始めた私にとっての最大の問題は料理でした。
もともと手先が不器用で、家の手伝いをしようとすれば追い払われてしまい、そんな感じなので料理もまともに出来ないまま過ごしてきてしまいました。家庭科の調理実習くらいしかまともに料理をしたことがないという、女子力の低さでした。
大学から帰ってきたら料理の本を買ってきて、料理の用語を調べながら一品一品作る日々が続きました。二品三品作るのはハードルが高かったので、一皿で食べられるカレーとかシチューとかポトフとか、そういうものばかりを大量に作って食べていました。
同じように下宿仲間の友人と集まったときには、ホットプレートでお好み焼きを何枚も作って冷凍庫にストックするというワザ(そのときの私にはすごい大技に思えてました)も教えてもらい、その日から具のバリエーションを変えただけのお好み焼きをほぼ三食食べていました。
大学四年の間に人様にふるまえるくらいの料理を少しは作れるようになったので、下宿して自炊しておいてよかったなーと思いました。