人から手伝ってもらえるのも人徳

私が通っていた大学の卒論の提出締切は12月20日。
12月に入ると、研究室に泊まり込む人も多かったです。

私はなるべく自宅で仕上げたいと思っていたのですが、
提出5日前くらいに、指導教員から電話がかかってきて、
「途中でもいいから、今すぐかけたところまで全部
持ってこい!」とのお達しが出ました。

とりあえずできたところまで研究室に持参して
添削してもらい、その後、家に帰ろうとすると、
「提出まで研究室に残って仕上げろ」とのこと。

その後は研究室に泊まり込むことになり、
お風呂にも入らずに、徹夜、徹夜で、なんとか
ギリギリ仕上がりました。

心配した友達が研究室まで差し入れを持って来てくれ
たり、頼んでないのに沢山の人が手伝ってくれたり、
この時ほどに人の情けを感じたことはありません。

提出後に「こんなに人に手伝ってもらって、情けない」
と反省していたら、「これだけ人に手伝ってもらえる
のは、お前の人徳だ」と指導教員から変なほめられ方を
したことを覚えています。
指導教員からは叱られてばかりで、後にも先にも
ほめられたのはこの時だけでした。