企業の玄関に松を運ぶアルバイト

正月に企業の玄関口等に飾る大きな松の植木を運ぶ短期アルバイトをやっていました。100キロ以上ある
大きな松の植木を、植木屋の社長が運転するホロ付きのトラックで運んでいきます。トラックから植木を
下ろして終了、あるいは代車で運んで終了ならば簡単で話は速いのですが、多くの会社でどうしても人力で
運ばないといけない場所があり、私はほぼその時のためだけに雇われたアルバイトでした。
人力運びが確定した場所は、まず植木屋の社長が巨大な鉢に天秤棒を2本ロープで結びつけ、それを2人で
肩に担ぐ用にして運びます。いつもは温厚な社長ですが、この時だけは「絶対落とすなよ…落とすなんて
ありえへんからな…わかってるな…」と物凄い形相で大変怖いのです。私はとにかく社長に怒られたくない
一心で必死に思い松を運びました。幸い転倒したり落としたりということは1度もなかったです。立派な松は
立派な企業の玄関に大変似合いました。1回4000円と短時間で効率の良いアルバイトでしたが、大変な
緊張感は今でもよく覚えています。