入って判った自主制作映画の実態

大学に進学したら映画研究会に入って、映画について語り合う以外に自主制作映画を作りたいと思っていました。自主制作映画を作るための機材として、部室には撮影する8ミリカメラと三脚と、フィルムを切って貼って繋げる編集機と映写機がありました。しかしこれまでに作ったのは大学祭で男子生徒がお神輿を担いで街を練り歩く、いわゆる市中パレードの様子を写したものが2本という状態。音が全く入ってなくてサイレント映画だったので理由を尋ねると、カメラに録音機能が付いていない、つまり同時録音ができないということがわかりました。さらにライトが無いため夜間撮影はおろか、室内撮影も雨天撮影もできない、映らないことが判明。それでも作りたい願望が収まらず、青春物の企画をダメモトで提案したところ、2年生の賛同もあって製作することになりました。ただ、まだ1年生で若輩者なので他の上級生の方にしてもらうつもりでいた監督を引き受けされられてしまいました。多大なプレッシャーを受けつつ、なんとか出来上がりました。でもあまりにもふがいない出来栄えで、後に作り直して何とかリベンジを果たしました。