卒業後の学園祭

大学時代、学園祭は本当に楽しいものでした。どうしたらたくさん売れるかを考え深夜まで友人たちと話し合う準備段階から、いろいろな人が叫び自分の店へとお客を呼び込む本番まで、当時は人生で一番充実していた時間だと思っていました。
そして卒業後、知り合いに会いに行くがてら学園祭へと寄りました。同じ場所、同じような露店が並び、いつもの学園祭と何の変わりもないのですが、もう私はここの人間じゃないんだなと思いました。部外者というか疎外感というか、当たり前なのですがお客さんということがひしひしとわかりました。卒業して社会人となり変わっていないつもりでも変わっていたんだなと実感した瞬間でもありました。
キラキラと輝きながら友人たちと話したり、看板を持って声を張り上げている学生を見て、青春しているなぁとほほえましい気持ちになりました。と、同時にもう二度とあのころには戻れないんだなという時の流れを感じ切なくもなりました。今の学生には学園祭を思う存分楽しんでほしいです。