厳しい飲食店の世界

私は数年前、本業がありながら週末の深夜飲食店でバイトをしていました。店はラーメン屋です。飲食店のバイトはほぼ初めてでした。40歳近くで子供もおり、家事もそれなりにこなしていたつもりの私は甘く考えていました。他の店が閉め始める深夜の営業のため、店は遅くなってもよく客が入りました。華奢なバイトチーフの女の子はラーメンセットのお盆を両手に持って、走り回っています。下手な男性より力持ちです。私は少し慣れてから、セット物のお盆と丼を持つのが精一杯でした。少しでも客が途切れれば、客席の掃除、厨房の整理、いろいろな補充・・ちょっと一息ついていると「何かしろっ!」とよく叱られました。深夜手当で時給も高めなのだから雇う側の思いは当然ですね。後から入った飲食店バイト経験有りの若い子の方がよっぽど動けていました。深夜はなかなか定着しないから使ってもらっていたようなものです。「アルバイト」と考えると飲食店やコンビニがまず浮かぶものですが、どこも厳しい世界だなとひしひしと感じました。