友人が買った高級車に乗せてもらった

二十歳そこそこの大学生からすると、かなり高級な車を所有している友人がいました。親が大企業に勤めているとあって、お小遣いもかなりあったらしいのです。

友人達みんなで羨ましがって見ていたのですが、次第に大学の授業でその友人と同じ講義を受けることが続き、親しくなって車に乗る機会も増えたのです。

「良かったら運転してみる?」と言っていましたが、運転だけは止めておきました。エキサイティングなドライブとなるかもしれませんが、万が一中央分離帯などにぶつけてしまったら、修理費用の返済だけで生活が出来なくなってしまいます。

ただ、高級車がこれほど身近にあると、自分の目標が高級車に変わっていくようになってきます。アルバイトをさらに頑張れば、いつかは手にできるのではないか?という感覚になってくるのです。どのように転んでも無理なことは間違いないのですが。

その時に1つ吹っ切れたのは、高級車に関しては乗っていてもそれほどテンションは上がらないということ。見て楽しむ分には良い車だと思うのですが。