受験で頑張る経験は人生の勲章

大学受験のとき、あまり勉強をしていませんでした。
高校に入って以降、文学と美術に傾倒して、延々図書館や美術館にこもる学生生活を送っていました。
このぐらいの時期は、将来何になりたいのかを考える機会が増えて、それと同時に、人生の意味を問うようになったり、頑張ること全部が無為に感じられたりと、色々複雑な考えが頭を巡っていました。
いわゆる「難しい時期」だったのだと思います。
そんな折、周囲が受験のための勉強に勤しんでいて、一面空気がピリピリしていて、何となく自分が取り残されているように感じられました。
熱心に勉強もしようと思ったのですが、なかなか手が付かず……。
素のままだと得意分野と苦手分野の成績が、山と谷のようにかけ離れていました。
なので、あんまりよくない考えだと思うのですが、得意分野だけで受験できて、なおかつ自分が学びたいことを学べそうな私立大学を選んで受験しました。
偏差値は高いところでしたが、合格でした。
けれど、そのことを少し後悔しているのです。
自分が人生の局面で頑張れたという実感というか、ふつう皆が頑張って努力して得る人生の勲章を、得られなかったように感じているからです。
なので、後々のことを考えると、やっぱり受験は辛くて苦しいけれど、きちんと向き合って頑張った方が良いと思うのです。