受験というシステム

受験というシステムは、一番よくできた、素晴らしいシステムだと思います。よく「紙切れで、人を振り分けるなんて。」という声を聴きますが、では、人を振り分けるのに、学力の他に、何を用いて振り分ければいいというのでしょうか。
どんな学部にも定員というものがあり、学校としては、無制限に人を入れるということは不可能です。どうしても振り分けをしなければいけません。
そこで、何らかの方法を用いて、人を振り分けるシステムが必要となってくるのです。
昔は、親の財力であるとか、その社会的地位で学校への進学が決まっていました。もちろん、そんな、いわば先天的な要因で振り分けるのは不平等というものでしょう。
では、やる気を見て、それを基準にして振り分けるというのはどうでしょうか。しかし、そのやる気をどうして測定するのかということになります。もちろん、やる気測定装置なんてこの世にはまだ存在しないわけで、それを見える形にしたのが「学力」だと、私は考えます。