受験と手紙

受験のときは、程度は人それぞれですが、それなりに緊張はするものです。
私も緊張はしていないつもりでしたが、お弁当を食べるときに袋の中に母からの手紙が入っていて、読み終わったときになんだかホッとしたことを覚えています。
そのときに、私はもしかしたら無自覚に緊張していたのかもしれないと思いました。
昼休み明けの教科は、昼休み前の教科よりも頭が冴えていた気がします。
まさか、手紙一枚でこんなにも気持ちの持ちようが変わるとは思いませんでした。
手紙に書いてあったのはたった一言、「今までの努力が無駄なはずはない」だけだったのですから。
手紙というよりは、メモみたいなものに近いかもしれません。
ですが、その一言が私に勇気をくれました。
たった一言にこんなに心動かされるとは、全く思いませんでした。
その手紙は、未だにとってあります。
というよりも、処分出来るはずがありません。
今は、財布の中に入れてあって、お守りのようになっています。