受験はおもしろい

受験はおもしろい、などと言っても現在受験勉強をしている学生の人達はピンと来ないでしょう。しかし、社会人の方に話を聞いてみると「今思えば受験は楽しかった」と語る人がとても多いのです。私自身も同じ意見で、受験の持つ公平さや知識の獲得という部分で、今ではとても魅力あるものだったなと思っているのです。
公平さ、というのは受験には偏差値という分かり易い客観的な指標があるということです。企業で働いていると、評価が人事課の恣意的な判断次第になりがちですので、評価される側としては納得行かない部分も多いのです。営業成績や研究成績は自分の方が良かったのに、別の人が先に昇進しただとかいう話はよく聞くものなのです。
知識の獲得の魅力というのも、現在受験勉強をしている方はあまり感じ取れないのではないでしょうか。私の場合は知識欲求というものが芽生えたのは大学の後半ぐらいです。周囲の知人に聞いても20代半ばぐらいという意見が多いです。もちろん仕事をしている中で知識を身につけることもできるのですが、受験のときほど効率的ではないですし、同じ分野の知識ばかりですので、どうも満足できないのです。