受験勉強を阻むもの色々

受験勉強をしていると、ふと色々な誘惑が目に付いてしまうことがあります。それはテレビだったり音楽だったり漫画だったり空腹だったり、様々なものに姿を変えて机に向かう者の前に立ちはだかるのです。
一旦誘惑に目が向いてしまうと、勉強に向かおうと思ってもなかなか内容が頭に入ってこなくなります。何度も同じところを読んだり、数式を解くのにいつもの倍の時間がかかったり、気付けば頭の中が誘惑で一杯で、脳が考えていることの中で、勉強に対する割合がどんどんと小さくなっていくのです。
これはもう駄目だ、一度休憩を入れて誘惑の元を片付けよう。そう思ってしまうと、それはもうほとんど勉強の終わりを意味してしまいます。一度楽なほうに向かった精神を、勉強の方向に戻すのはとても困難なことで、それから机に向かえたとしても、はかどらない勉強に数刻を費やして、今日はもう勉強はいいかという気分になるのです。
誘惑がやってきたら、それに負けるよりは一回睡眠をとってリセットしまったほうが遙かに効率的だという結論に、私は長い年月の末至りました。誘惑を吹き飛ばすものは、結局もっと大きな欲求でしかないのです。