同棲時代って流行りましたよね。

大学の2回生のときから付き合い出した彼がいました。私にはもったいないくらいカッコイイ彼で、学生なのに車も持っていて、とてもモテる人でした。古い話ですが、当時、「同棲時代」というドラマがあってちょっと感化されていましたので、お互いにアパートは借りていたけど、それを行ったり来たりしながら「半同棲時代」を送っていました。
それが完全な「同棲」に至らなかったのは、煙草を吸う私と、それを絶対に阻止したい彼だったからです。四国出身なので男尊女卑気味の彼、ウーマンリブ運動にあこがれる私。理解しあって一緒に暮らすには少なからず無理がありました。当時、彼があまりにも私の喫煙を責めるので、私は隠れて煙草を吸っていました。
そんな時を過ごしつつ卒業した後、しばらく遠距離恋愛をしていたのですが、「結婚」という話が出始めたので、お互いの実家に挨拶に行きました。両親の承諾も得ていざ結婚ということになったとき、私は躊躇してしまいました。たかが喫煙とはいえ、秘密を抱えたまま、また、抱え続けなければいけないなんて嫌だと。純粋だったと思います。それに気付いていたとは思いませんが、私が「やっぱり結婚はしない」と言ったとき、彼は何の抵抗もなくさっぱりと承諾してくれました。青春の思い出です。