名も知らぬ神社にお参り

受験をして合格したいという思いは強いものです。私も間違いなくそうであったと言えます。そんな思いから、よくしていたのがゲン担ぎでした。今思えば根拠がありそうなものもあれば、なさそうなものもたくさんしていた気がします。例えば、根拠がありそうなゲン担ぎとしては、神社へのお参りがあります。
高校受験の際の話です。地元の中学校に通っていたのですが、中学校からの帰り道の途中に小さな神社がありました。山の中に佇んでいる無人の神社です。少し荒れた様子からは管理している人がいるのかいないのか微妙に感じられるものでした。そんな神社に私は毎日下校の度にお願いをしていました。合格できるようにとお願いをし、時間があれば軽く掃除をしていたりもいました。
神社と言ってもいろいろですが、何の神様を祀っているのかなんて考えていませんでした。全く見当はずれな神様に祈っていたかもしれないと思うと恥ずかしいのですが、それほど藁にも縋る思いであったということなんだと思います。