商品の詰め込み作業のアルバイト

大阪で大学生活を送っていたころ、よくアルバイトをしたのが商品の詰め込み作業でした。思えば、学生時代は常にお金に困っているような状態でした。両親からの仕送りもそれほど期待できず、学費や下宿代を自分で捻出しなければならなかったからです。そのため、学生向けにアルバイトを紹介してくれる施設に良く通いました。そこで見つけたのが、詰め込み作業でした。ごく単調な作業でした。神戸の港湾地帯にある倉庫が仕事場でした。たいていは夜間、工場から届いたスナック菓子や洗剤などの商品を段ボール箱につめ、最後はのりで封をするという作業。それを決められた時間内、黙々と繰り返すのです。作業をする倉庫のあたりは、人気のないところでした。休み時間まで単純な作業を繰り返さなければならないので、まるでロボットのようでした。それでも、世の中の商品はこうして消費者の元に届くのだな、などと考える機会にもなりました。今も忘れられない大学時代の思い出として残っています。