嘆きの声が聞こえてくるようでした

大学には大教室というものがあります。1000人は入るような教室です。そんな大きな教室で授業をする先生は、多くの学生が受講したくなる素晴らしい先生であると言えます。しかし、それは一般的な話です。実際は、学部の必修の授業となっているので、受講者が自然と多くなったり、テストが簡単という噂があり、人気の授業になってしまったりというのが多かったです。
私が受けたその授業は後者に当たりました。初回の授業の時は、先生本人がなぜこんなに多くなってしまったのかと驚きを隠せないようでした。そんな感じなので、大人数の生徒相手に先生は苦労させられます。基本的に単位が目的なので、授業を真面目に聞く気がありません。自然と授業はうるさくなります。大教室での授業に慣れていないのか、先生は混乱していました。
その授業では授業終わりによく質問をしに先生のもとに行っていたのですが、他にも質問をよくしに行く生徒と合わせて「君たちは、勉強熱心だね…。」と疲れた様子で言われてしまいました。先生の嘆きの声が聞こえた気がしました。