塾の講師を依頼されたこと

私が通っていた大学は有名所ではなく、偏差値もそれほど高くありませんでした。しかし多少なりとも知識はあったので塾の講師を依頼される事がありました。正社員ではなく臨時のアルバイトとして講師を依頼されたのです。

講義内容が充実していて、生徒受けが良いなら、正社員で雇うことも念頭に置いているという話しでした。しかし、私は短期間だから了承したのであって、将来的に塾の講師をメインの仕事にしようとは思いませんでした。

講義は中学校一年生と三年生でした。講義をする範囲は前もって目を通しているので、生徒達に伝える知識は十分に持ち合わせています。しかし、重要なのは生徒達に理解してもらえるかという部分でした。

子供達が理解していなければ、私が教えた時間が無意味になります。なので最初に提示する事象と、判例、そして最終的に復習して必ず記憶に留めておくべきポイントを教える流れで講義していこうと決めていました。

物語の起承転結の手法を取り入れてインパクトを与えるのです。そのようなイメージをしてから授業に望みました。