塾講師のアルバイトをする

私は大学院に通っていたときに塾講師のアルバイトをしていました。学部にいたときは家庭教師のバイトをしていたことはあったのですが、教え方に違いがあり苦労しました。
特に一人一人の精神状態がわからないという大きな問題がありました。家庭教師の場合は一対一での指導ですから、その子の性格や状態をよく知ることができましたので、比較的的確なアドバイスを施せていた確信がありました。
しかし、塾の場合は多人数を相手にするわけですから、それぞれの子を知るには限界があります。頑張っている子に対して「頑張って」と言うことがご法度なのは有名ですが、怠けていると思っている子に対してはたまに使ってしまっていました。確信なく生徒に何か影響を与えてしまうアドバイスをすることは避けるようにしていたのですが、気づかぬうちにしてしまったことが多々あったと思います。
確かにこのバイトは大変なことも多かったのですが、このような多人数を相手にする経験は非常に貴重なものとなりました。特に我々日本人は人前に立つと萎縮してしまうことが多いですが、そういったことが無くなったのです。