大学時代、成人式に行けなかった私にサプライズな出来事がありました。

私は1浪して東京の大学に入ったのですが、家庭の諸事情から住み込み寮で生活し、新聞奨学生として働きながら大学へ通っていました。

最初は仕事も慣れず、朝早く起きなければならないことから生活リズムも変わり、大学のアカデミックな雰囲気にも馴染めずに、どこか気持ちは疲れていました。

しかし、同じ寮の仲間たちに何かと助けられていて、次第に仕事にも学校にも慣れていきました。

そんな中、私の地元の市役所から、成人式の案内状をもらいました。成人の日に地元の大会場で成人式があるというのですが、私は仕事がある中、成人式だけのために帰省するのも気が引けてしまい、成人式は欠席しました。

後悔の念がまったくなかったわけではありませんが、これも思い出と前向きに考えていたのですが、その地元で成人式が行なわれていた夜、寮のみんながサプライズで寮の食堂でお祝い会を開いてくれたのでした。

翌日はいつもどおり早朝から新聞配達があるため、お酒も乾杯程度でしたが、それでもみんなの心づかいがすごく嬉しく、今でも思い出に残っています。