大学時代には、週に5日くらい家庭教師のアルバイトをしていました

家庭が経済的にあまり裕福でなかったわたしは、大学時代にいろいろなアルバイトをしました。中でも4年間を通じて一番頑張ったのは、家庭教師のアルバイトです。国立大学の教育学部に所属していたわたしには、家庭教師の仕事はとても見つけやすかったのです。同じ学部の先輩が卒業をすることになり、あとをお願いと言って家庭教師先の生徒を譲り受けることもありました。

小学校中高学年の女の子を教えることが多かったのですがどこの家庭も経済的にかなり裕福で、平凡なサラリーマンの家庭に育ったわたしには、驚くことばかりでした。水産会社の社長令嬢に勉強を教えていた時には、大学まで黒塗りの運転手つきの車が迎えに来たのでドギモを抜かれました。電車で行きますからと言ったのですが、車が空いているからといって迎えに来てくれるんです。

自宅もいったいどこまでが敷地なのかわからないくらい広く、2部屋続きの5年生の女の子の部屋までは長い長い廊下をかなり歩かなければなりませんでした。おっとりとした気立てのいい可愛い子で指導には何の苦労も無く、週に2回2時間ずつ勉強をみて30000円をもらえたので、本当に楽で美味しいアルバイトだったと思います。