大学時代のアルバイト先で知り合った、ミュージシャンとボクサーとの思い出。

私は東京での大学時代、夜間学部だったため、日中は朝から夕方まで毎日アルバイトばかりしていました。いろんなアルバイトを経験しましたが、中でも新宿にある某ダイニングレストランは私にとって、様々な出会いがありました。

そのアルバイト先には私のような大学生の他、劇団員やミュージシャン、フリーターの方がたくさんいて、中にはプロボクサーもいました。

私は特にミュージシャンをやっている先輩と、プロボクサーの先輩と仲が良く、先輩のライブがあればライブハウスへ、そして先輩のボクサーの試合があれば後楽園ホールへと、よく応援に行っていました。

先輩ミュージシャンといっしょに、真新しいリングシューズを先輩ボクサーにプレゼントした、そんな矢先、そのボクサーの先輩は試合で網膜裂孔になってしまいました。網膜剥離よりも軽いということでしたが、目の手術は必要で、病院まで見舞いに行きました。

ボクシングはそれを機に引退とのことでしたが、定職には就かず、次は芝居にチャレンジしてみたいと夢を語ってくれました。当時、就職活動を控えていた私にとっては刺激的な言葉で、今でも思い出します。