大学祭の上映映画の変遷

大学のサークルは映画研究会でした。大学祭では毎年、劇場公開された映画のフィルムを借りて上映していました。レンタル料金は学生自治会から出ていました。予算内で大学祭に相応しいものという暗黙の決まりごとはあったようですが、何の映画を上映するのか決めるのは映画研究会に一任されていました。ぼぼ各年の部長の好みが反映された選出になっていました。入学した年に上映されたのは「幕末太陽伝」。社会風刺に富んだ内容という触れ込みでしたが、さっぱりわかりませんでした。2年生の時には高倉健主演の「冬の華」。さすがに派手な映画は避けて、この渋い作品を選ばれたようです。3年生の時には私も幹部になっていたので「2001年宇宙の旅」を推したのですが、予算内に収まる金額ではなかったため諦めました。この年は同級生の部長と副部長で観たい映画が合わず、予算を分けて前代未聞の二本立て上映。ひとつは「アメリカン・グラフィティ」。もうひとつは「震える舌」。4年生になり幹部職を引退し、新たに幹部になった後輩たちが選んだのは「ルパン三世・カリオストロの城」。アニメに度肝を抜かれました。大学祭の映画上映始まって以来の入場者数で大盛況でした。