学園祭でのスポーツ大会

大学の学園祭は、毎年秋に行われる恒例行事でした。といっても、それほど大規模な大学ではなかったので、イベント自体もこじんまりとしていました。毎年、サークルでたこ焼きの模擬店を出店していましたが、それも下級生の役割でした。参加のノルマが解けた後は、学園祭の休講を利用してアルバイトをしたこともありました。ところが卒業を控えた大学最後の秋、ひょんなことから再び学園祭に参加することになりました。友人同士でバスケット大会に参加することになったのです。同級生に経験者がおり、その友人の発案でした。同じ学部の仲間を中心に声をかけたのですが、ほかのメンバーに経験者はいませんでした。大会前に集まって練習はしたものの、ドリブルが続かなかったり、走る体力がなかったりと、本当に試合になるのかも不安でした。試合開始当初こそ、五分五分の展開だったものの、しだいにディフェンスもうまくいかなくなり、何点も続けざまに得点されました。それでも、今もいい思い出です。