学園祭での飲食店出店の思いで

私は大学生の時にサークル内で学園祭の実行委員をしました。学園祭ではそのサークルで毎年カレーのお店を出すのですがそのとりまとめ全般をやるのです。
メニューは毎年カレーだったのですが、材料の使いまわしがきくとのことでその年はお好み焼きと焼きそばに決まりました。材料は市場に買い付けに行きました。
焼きそばのそばやキャベツも箱買いし、豚肉も数キロ単位で買うなど非常に大がかりな買い物でした。
しかしながらその時は冷夏の影響でキャベツの値段がとても高い時期でした。スーパーマーケットでも一玉300円以上した時期だったと思います。しかしお好み焼きも焼きそばもキャベツがないと話にならないので意を決して6個入りを10ケースほど仕入れました。
ところが学園祭が終わり、ふたを開けてみると高価なキャベツが30玉以上余っていました。
調理する際のだいたいの量は共通で指示しているのですが、お好み焼きにいれるキャベツの量は個人の好みに相当差があったようで、予定よりはキャベツの少ないお好み焼きが売られていたというわけです。
これだけ余るなら1万円くらいは材料費は節約できたのにと思うと痛い誤算でした。
サークルのみんなは暖かく、だれも私を責めずにキャベツの貰い手を探してくれました。
結局、収支を計算した結果2万円の利益が出ました。赤字にならないだけよかったのですが、あの余った大量のキャベツを思い出すと原価計算の仕方が本当に甘かったなあという苦い思い出の学園祭でした。