学園祭で努力賞をもらった思い出

私が高校1年生の頃、学園祭の出し物を何にしようかとクラスで悩んでいました。他のクラスは、風船つりをしたり、出店を出してみたりと、色々と決まっていたようですが、うちのクラスはなかなか決まらなかったのです。どうせなら他のクラスと違う、ちょっと趣向をこらしたものをやりたいと、クラスのボス的存在が漏らしたのが原因です。

そこで決まったのが、ドッキリカメラの撮影をしようという事です。最初は何を言っているのかわからなかったのですが、提案者が具体的に説明してくれました。例えば待ち合わせ場所に使われている大きい人形に、おかあさーん!と叫んで抱きついたり、街なかで風景画を描いているように見せかけて、全然違う絵を描いてみたりして、周りの反応をビデオにおさめるというものでした。

正直言ってかなり微妙な作品に仕上がったのですが、他のクラスとは明らかに違った趣向である事に関しては、成功したとも言えます。学校側も、どう評価していいのかわからなかったのか、結局、努力賞という不思議な賞をもらいました。何もないよりはずっと良かったし、いい思い出になりました。