学生時代の家庭教師の思い出

学生時代は懐に余裕がなかったため、授業よりもアルバイトに力を入れていたほどでした。とくによくアルバイトをしたのが、家庭教師の仕事でした。学費と生活費を自分でまかなわなければならなかったため、短時間で給料もよい家庭教師は魅力的な仕事でした。

生徒は中学生の男の子。集中力がなかなか持続させることができず、成績もあまりかんばしくありませんでした。目を離すと、すぐに漫画を読み始めてしまうほど。そのため試験前になると、家庭教師の指導回数を増やして対応しました。即効性があったのが、暗記でした。

漢字や英単語、地理、歴史などの知識は頭に叩き込むことで、すぐに効果があらわれます。よく詰め込み学習と批判されることが多いのですが、勉強を苦手にしている子には有効でした。点数が上がったという自信とやりがいが、勉強への意欲につながります。その甲斐あってか、通知表の成績もずいぶん上がりました。今もいい思い出として残っています。