学生時代の就職対策

大学生活も3年生のころになると、周囲が就職対策に忙しくなります。とくに就職試験対策で必須となったのがSPIの対策でした。SPIとはSynthetic(総合的な)Personality(個性・性格)Inventory(評価)の単語を組み合わせた略語で、適性テストと能力テストから構成される試験です。受験者の性格を判断したり、国語や数学の能力を測るのが目的。もちろん大学の授業では勉強しませんので、各自で問題集などを解く必要がありました。とくに受験者が多い企業になると、このSPIが事実上の足きりとなるので油断はできません。一方で、能力テストで高得点がとれれば採用の可能性も高まるといわれていました。国語分野の同意語と反意後、数学分野の確率、数列、虫食い、グラフの問題といった問題を大学の授業後に友人らと図書館などで勉強したものです。とはいえ、実際の就職試験では力を出し切れないこともありました。そんなとき励ましてくれる友人の存在は大きかったのを覚えています。