家庭教師のアルバイト。

大学の入学式のときに、校門で家庭教師のアルバイトの勧誘を行っている方がいました。塾講師などの「教える」バイトをやってみたかったということもあり、その方の紹介を経て家庭教師のアルバイトをすることになりました。
私が大学を卒業するまでに5人の面倒を見たのですが、何と言っても印象深いのは1人目の子です。子どもの方が緊張しているのは当然として、私自身もとても緊張してしまっていたので、最初はお互いにギコチナイ感じになってしまっていました。
しかし、幸運なことにその子がとても礼儀正しく、かつ向上心が高い子だったので、私も高いモチベーションでバイトに打ち込むことができました。目的は某進学校への合格でしたので、私の得意な英語を中心に徹底的に叩き込みました。大学受験で得た効率の良い勉強法などもその子に全て教え込みました。
そして見事、その子は目標校に受かってくれました。大げさに言えば、家庭教師のバイトというのは一人の人間の、一つの家族の運命を左右してしまうことなので、大きな責任を感じていたのですが、そのぶん目的を達成したときの喜びは大きかったです。