家庭教師のアルバイトをしていました。

大学生の頃、家庭教師のアルバイトをしていました。これまでに6人の生徒を担当しましたが、その中でもやはり印象的なのは高校受験を控えた中学三年生の男の子(A君)をうけもったときです。
A君は中学二年生の春からうけもった一番長い生徒さんでもあります。夏場に授業するときにはお昼前から始めて、終わってからご家族が揃っているところでご飯をいただいたり、色々お世話になったことも印象的です。
私の教え方は詰め込み式ではなく、理論や物事の背景を理解してもらいながら、深く理解してもらうことで勉強を楽しめるようにしようとするスタイルで、授業の時にはA君も関心を持って真剣に授業を受けてくれていて嬉しかったのを覚えています。
しかし、中々それが成績につながらず、A君が中学三年生になったときにわざわざA君の親戚の方が私に「Aを頼むよ」と真剣に依頼されたのもまた印象的でした。結果としてA君の第一志望を合格させてあげることが出来ず残念だったのですが、それ以来、「自分が一番良いと思うものが必ずしもその人にマッチするとは限らない」と強く思うようになりました。