就活で分かれた運命のその後

就活と言えば「狙いは大手企業」という方が多数派でしょう。確かに基本的には大手企業ほど仕事の環境が整っていることが多いですし、何と言っても周囲に自慢できます。
私も就活のときは大手企業を狙っていました。しかし結果はあえなく惨敗で、それほど志望度の高くなかった現在の会社に就職しました。一方で一緒に就職活動をしていた同じゼミの子は見事に大手企業の内定を掴み取り、そこに就職していました。
正直なところ卒業後はずっと彼のことを嫉妬していました。しかし、あるときゼミの仲間で集まろうとなったときにそんな感情は吹き飛ぶことになります。久しぶりに見た彼はとても痩せて疲れきった姿になっていたのです。
飲み会だったのですが彼は分厚い本を持ち込み「これを今週までに読まないといけない」と細い声で言いました。そしてそこに就職したことを後悔していると語っていました。
上述したように、確かに大手企業ほどさまざまな面で優れていることが多いのですが、やはりどのように言われている企業であろうと、事前にしっかりとチェックしておくべきだったのだと、そのとき思いました。そしてたまたま環境の良い会社に就くことが出来た私の運命は良いものだったのではと最近は考えるようになりました。