就職活動中、1分しか面接時間がない企業も受けました。

私は東京での学生時代、就職活動は主にマスコミ業界中心で受けていました。マスコミ企業の場合、まず一次試験は書類審査というところがほとんどであり、面接まで進むだけでも、何百人もの学生たちが落とされてしまいます。

それだけ貴重な面接の時間なので、なるべく時間をかけて学生も面接官も話すことができるのが望ましいのです。

しかし、私が受けたある大手テレビ局では、書類審査がないものの、面接時間は一人約1分ほどで、どんどん入れ代わり立ち代わり学生が面接席に座っていくという有り様でした。

私は学生時代、アルバイト代だけで生活をしていたことや、都内からかなり離れた地元まで、夏は自転車で帰省していたこと、そして劇団に入って舞台美術を経験したことなど、人より変わった経験をいくつも持っていました。

そのため、そうした話を面接でしようと虎視眈々としていたのですが、私も例外ではなく、志望動機だけの1分で面接が終了してしまいました。

これで何がわかるのかとも当時は思いました。

でも、その人の醸し出す雰囲気でいっしょに働きたいか働きたくないかはなんとなくわかるものでもあり、今となってみればこうした面接もありなのではと思うようになりました。