居酒屋のクリスマス

20歳の頃、全国チェーンの居酒屋でバイトをしていました。
駅前にある大きな店舗で、2フロアに別れていました。
営業時間が17時〜5時と長く、早番遅番に別れてのシフト制で、時には通しで勤務することもありました。
社員は3名しかおらず、その他は全員アルバイトで20名程度だったかと思います。

年中無休なので、お盆も正月も関係ありません。
その中でもバイトが一斉に休みを取りたがるのがクリスマスです。
彼氏彼女がいたり、友人達とパーティーをするという人達はこぞって休み、人手不足となります。
そのため、私のような暇な人間は有無を言わせずシフトに組み込まれるのです。

クリスマスの居酒屋とういうのは意外と暇で、店長は張り切ってトナカイの帽子をかぶったりしていましたが、
和風居酒屋には似使わず、浮いていたように思います。
BGMはいつも有線を流しているのですが、24日25日はずっと洋楽のクリスマスソングが流れ、
雰囲気は洋風なのに景色は和風という不思議な空間となっていました。

ホールのバイトは全員サンタの帽子をかぶらされ、さほど忙しくもないのに変なテンションで、
大きな声で接客していました。お客様は苦笑いでした。