引越しのアルバイトの話

一人じゃなんとなく不安ということで、友人に誘われて行った引越しのバイト。その頃はまだ事前予約の必要がない時代で、着いてその場で登録を終えると、支給されている作業服に着替え、社員たちのもとへ。集まっている我々バイトを、ナンパでもするように「君おいで」ってかんじで社員が引き抜いていき、チームに分かれていく。無事に友人と同じチームとなり、いざ車で出発。その日は学生寮の引越し、高校でそれなりに鍛えていたので、特に何を持とうがキツいこともなく、サクサクと指示に従っていく。一つ目の案件が終わり、次の現場へ。これならできる、と安堵した私と友人は、緊張が少しほぐれ、次の現場では、労働の喜びを感じる余裕すら抱きながら、バンバン運びました。「あんまりがんばりすぎんなよ~」なんて茶化されたほどだったようで、我ながらよく動いたと思います。予定より早く終わったようで、缶コーヒーとパンを食べながら、路上で小休止しながら談笑。「兄ちゃんたち、使えるわ、うちの社員ならねぇか」なんて嬉しい言葉までかけて頂いて、とても良い雰囲気で働くことができました。