彼女が出場する試合を観戦に行った

私が付き合っていた彼女は、バスケットボールの選手だったのです。言葉では「次の試合もがんばって..」のように言っていましたが、私としてはバスケットボールは自分の趣味でもないし、それ程面白いと思わなかったので、本音としては部活動はやって欲しくなかったのです。

そして大きな大会があると、私を大会の会場に呼ぶのです。私としては友人達と遊びたい時期でもあったので、友人を誘ったら断られたのです。男子の試合ならまだしも、女子の試合に観戦に行く友人はいなかったのです。

仕方なく一人で見に行きました。試合の状況を話したりする人もいないので、ひたすら一人で沈黙しながら試合を見ていました。その試合は接戦だったのですが私の彼女のチームは負けたのです。

一年間、大会に向けてがんばってきた思いがこみ上げてきたのか彼女は泣いていました。そんな様子を見ていて、なぜか試合よりも感動することができたのです。自分の事ばかり考えて、彼女の考えを理解できていなかった自分が恥ずかしく思えたのです。